着物高額買取のための着物の価値を決める5つの要素を解説します!

実家のタンスに眠っている着物って本当に価値があるの?

って考えている方は少なくありません。

断捨離やフリマアプリなどが発達してきたこの時代だからこそ、改めて着物の価値ある部分を解説したいと思います!

これを知っていれば、思っているよりも高価に着物を販売することもできますよ!

この記事はこんな方におすすめ!
・着物の販売を考えている人
・着物を売るためにどこに行けばいいのか分からない人
・着物についての知識を深めたい人

着物の価値を決める5つの要素

着物の価値を決めているのは様々な要素があります。

そのうちの特に重要な5つの要素はこちらです。

 

  • 生地の種類・品質
  • 染め方の違い
  • 証紙の有無
  • 職人の手間・代表作
  • 保存状態

 

それぞれを詳しくみていきましょう!

生地の種類・品質

着物の生地は多くあり、着物の価値を大きく左右するポイントです。

 

生地の種類だけでなく、糸の本数によっても価値が変わります。

 

糸の密度の高い着物はずっしりとした重みがあります。

 

着物のに使われる生地の種類を知ることで、より価値のあるものかどうかを見分ける材料になります。

絹は、高価な着物によく使われています。

 

絹を使うと、光沢のある気品のある美しい生地になります。

 

湿気に弱く傷みやすいので扱いには注意が必要ですが、体に馴染みやすく動きやすいのが特徴です。

 

正絹(しょうけん)という絹100%で作られている生地が着物の中でも最も高級とされています。

麻は柔らかくて着心地が良く、通気性が良い生地になります。

 

弾力性がないため、シワになりやすく色落ちしやすいという特徴を持っています。

 

綿と麻を混ぜて織られた綿麻という生地は、麻の弱点をカバーするために作られた生地です。

 

木綿の良い肌触りと麻の優れた通気性を引き継ぎながら、強度が増してシワになりにくい特徴があります。

木綿

着物の生地として多く用いられる素材です。

 

絹で作られた着物よりも価格は安くなりますが、肌触りが良く、通気性や吸水性や耐久性に優れています。

 

しかし、縮みやすくシワになりやすいので注意が必要です。

ポリエステル

洋服にもよく使われているポリエステルも着物に使用されています。

 

自宅で洗濯ができるなど、手入れなどは行いやすいです。

 

保温性や吸湿性に乏しく、着物の絵柄が映えにくいというデメリットもあります。

ウール・羊毛

ウールは保湿性があり、シワになりにくく水をはじく糸です。

 

また、湿気を吸収する性質もあります。

 

羊毛は冬場に活躍する暖かい生地です。

 

吸湿性が高いが、耐久性が弱く、虫がつきやすいです。

 

以上、着物によく使用されている素材の解説でした。

 

家に眠っている着物を販売しようと考えている人は、ぜひ着物の素材を確認しておく必要があります。

染め方の違い

着物の染め方は、方法によってものすごく手間がかかっているものあります。

 

染め方は手描きや機械プリントなどがあり、手描きの方が染料もいき渡っていて価値があります。

 

機械プリントの場合、着物の袖裏を確認すると白っぽくなっているものがあります。

 

機械プリントは、全体的にしっかりと柄が入っていても比較的安価で販売されていることが多くあります。

 

糸の本数の多さと合わせて、染め方も確認しましょう!

証紙の有無

価値のある着物かどうかを見極めるために証紙の有無があります。

 

証紙は、有名産地の着物や伝統工芸品の着物などの組合が発行する、本物を証明する紙のことです。

 

証紙熱いていれば、組合から品質が認められているということなので、価格は高くなる可能性があります。

 

しかし、証紙がついている伝統工芸品の中にも価格差が出る可能性があるので、注意しましょう!

 

国が指定する伝統工芸品には「伝統証紙」と呼ばれる金色の証紙が貼られていて、着物の価値を見極める目安になります。

 

証紙で着物の価値を大きく左右するので、もし証紙付きの着物を持っているのであれば、着物以外にも証紙をしっかりと保存しておきましょう!

職人の手間・代表作

着物は作る工程によっても、価格が変わります。

 

機械よりも手織り、機械プリントよりも手作業で染めたものの方が職人の手間がかかっているので、価値は高くなりやすいです。

 

本場大島紬、江戸小紋、京友禅、加賀友禅などの伝統工芸品の中にも手間がそれぞれなので、価格や価値の違いを理解しておく必要があります。

 

同じ本場大島紬でも10倍以上の価格の違いが出るものもあります。

 

また、着物の代表的な作家である久保田一竹、由水十久、木村雨山などが作った着物はすごく価値があります。

 

こういった作家が作った着物は希少価値が高く、高額で販売できる可能性があります。

保存状態

どれだけ価値がある着物でも、保存状態が悪ければ販売価格は高くなりません。

 

シミがあったり、傷があったりすると着物の価値は落ちるので、できるだけいい状態で保存しておきましょう!

 

別の記事で、着物や浴衣の保管方法を紹介しているので、よかったらご覧くださいね。

買取業者も見極める必要です

着物の価値を最大限に発揮して、手放したいときに欠かせないのは買取業者です。

 

価値が高い着物だとしても、買取業者が信頼できるものでないと、適切な価値で扱ってもらえない場合もあります。

 

より専門性の高い買取業者、または販売を仲介してくれるような業者を見つけましょう!

 

ちなみに弊社(一守匠堂)では、委託販売という形で、皆様の着物をお預かりして定期的に販売しています。

 

もし、委託販売してもいい着物があればお気軽にご連絡ください。

一守匠堂(0745-44-3277

 

その他にも、買取業者の決め方について書いてある記事もありますので、参考にしてみてくださいね!

着物のお困りごとはご相談ください

着物の問題を誰かに相談できないかと考えている人は意外と多いです。

 

弊社は毎月のように店舗で、着物の展示会や中古市を開催しています。

 

時には、着物を着てのお出かけ会を主催したりしています。

 

着物の保管方法や販売方法、処分方法などのお悩みもお任せください。

 

奈良県王寺駅徒歩3分の場所にあります。

奈良県内、大阪府、香芝市、大和高田市、広陵町、斑鳩町、平群町、王寺町、三郷町、河合町、上牧町などからも展示会の時にはご来客いただいております。

 

奈良市や大和郡山市などからもきていただけるようにこれからも着物について詳しい情報を配信していきます。

 

もしも着物のでお困りもことがあれば、こちらまでお電話してくださいね!

一守匠堂(0745-44-3277

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