日本の文化を楽しむ着物を着る趣味・習い事の内容とかかる費用を解説

着物は日本の伝統的な衣装にも関わらず、年々着る機会が少なくなっています。

日常的に着用することは少なくても、着物を着て行う趣味は意外とたくさんあります。

今回は着物を着て行う趣味を一挙大公開します!

少しでも着物に興味を持ってもらえればと思います。

この記事はこんな方におすすめ!
・着物を着る場所を探している方
・着物が好きな方
・趣味を作りたいと考えている方

着物も楽しむ趣味一覧

日常生活の中に着物を取り入れている調査では、50代以上の女性の23.3%が習い事で着物を着ているということが分かりました。

 

20~40代の着物の使用率は5%以下ですが、思いの外着物でいることは居心地がよく気持ち的にも引き締まるものがあります。

 

そんな中、日本の文化を楽しむ着物を着る趣味は以下のものです。

 

  • 茶道・華道
  • 和裁
  • お琴・三味線
  • 日本舞踊
  • 歌舞伎・お芝居

 

というのが、着物を使った趣味です。実際に何をしていて、どれくらいの金額がかかるのかもみていきましょう!

茶道・華道

茶道や華道はお茶とお花を扱う習い事で、洋服着用がOKとされている教室も多いですが、お茶会など定期的に着物を着る機会があります。

 

また、着物を着用することで所作も美しくなります。

 

お花を活けることで何かを表現したり、綺麗な所作でお茶をいただくことで精神を良い状態にしたりと、着物を着ているとより引き締まりそうな習い事です。

 

気になる費用は、茶道の場合の稽古代は月に1万円前後です。(着物料金は別)

 

華道も稽古代が月に1万円前後かかってくるかと思います。(着物料金は別)

 

華道の場合、多少道具を揃えることもありますが、比較的スモールで始められる習い事です。

 

すでに着物を持っていて、何か着物を活かした趣味を考えている方にはおすすめです。

和裁

手縫いで着物や和服を制作することを和裁といいます。

 

着物への愛着が、ひと縫いごとに増す、和の習い事です。

 

オリジナル商品が作れるのも魅力の一つで、ハンドメイド需要も高まっているので、リメイク品の作成を行う人も多いです。

 

和裁の教室に通うとなると生地代や教室代などで数万円かかることもあります。

 

より深く着物のことを知りたい方にはとても良い趣味になるかと思います!

 

リメイク品についての記事はこちら

お琴・三味線

着物を着て演奏するとなると思い浮かべるのはお琴や三味線ではないでしょうか?

 

日本舞踊でも使用することがあり、習い事の掛け合わせもできるかもしれませんね!

 

洋服でも演奏はできますが、演奏会などで着物姿に着替えるとより一層楽器に打ち込むこともできますよ。

 

お琴や三味線を習う場合にかかる月謝は5,000円〜10,000円です。

 

日本の伝統的な楽器を習えて、着物も着られるのはすごく贅沢ですよね!

日本舞踊

着物を着る機会が一番多い習い事は日本舞踊です。

 

袖を払ったり、裾をさばいたり、練習の時からその所作が必要になるので、着物着用は必須です。

 

さらにゆっくりした動作で筋肉を使うので、エクササイズとしてもおすすめです。

 

稽古代はひと月10,000円〜20,000円といったところで、それ以外にも季節ごとに費用がかかってきたり、舞台での演舞でも費用がかかります。

 

実際に始める際には、あらかじめどれくらい費用がかかるのかを理解しておくと良いですね!

歌舞伎・お芝居

歌舞伎やお芝居は役者の場合、必ずといって良いほど着物を着用します。

 

また、観客として訪れる場合も着物を着用することが多く、和の装いを堪能できるイベントです。

 

役者にはならなくとも、日本人として一度は着物を着て鑑賞したい習い事ですね!

 

歌舞伎のチケットは4,000~15,000円で購入可能です。

 

着物で身も心も引き締めて鑑賞しましょう!

着物の趣味【番外編】

上記で紹介している趣味以外にも着物を着用するものがあります。

 

例えば、古都散策などは自分で着物を着てできる趣味の代表的なものです。

 

一人では散策しづらいと考えている方のためにグループで着物ツアーを組んでいる場所もあります。

 

寄席や大相撲観戦も歌舞伎と同じように観客として着物を着て行くと思い出になる古都間違いなしです。

 

日本の伝統文化を身をもって感じることができるはずです!

 

また、自分ではなく他の人に着物を着せてあげる着付けなども着物を扱う趣味になります。

 

着物についての知識も学べるし、自分の趣味としても生きてきます。

 

他にも書道など、日本の伝統的な習い事を伝統的な衣装で行うことで身も心も清められる気がしますね。

着物の趣味以外の意外なメリット

着物を着ることで得られるのは実は精神的な満足だけではありません。

 

実はおしゃれを楽しみながら肩こり予防をすることができます。

 

その理由は、肩の縫い目や布の継ぎ目がないからです。

 

一見動かしにくそうにも見えますが、実は方が動かしやすく肩こりの予防になります。

 

また、着物は胴回りを暖めてくれるので、冷え対策にもなります。

 

冬場のおしゃれ着として着物を活用するとより一層おしゃれになりますよ!

 

また、帯をすることで背筋が伸びて、姿勢が綺麗にな理、姿勢矯正の役割もしてくれます。

 

なので、腰痛予防にもなるという、着物を着ることで得られる身体的なメリットも大きいです!

 

そんな着物を使用した習い事を始めるきっかけになればと思います!

着物のご相談はご遠慮なく

奈良県王寺の一守匠堂では、毎月着物ワークショップや着物の展示会、着物でお出かけ会などイベントを開催しています。

 

おうちに眠っている着物の扱い方や着付けなど、着物に関しての知識を嬉々にしてくださる方も多く、

 

王寺だけでなく、奈良県内、大阪府、香芝市、大和高田市、広陵町、斑鳩町、平群町などからも展示会の時にはご来客いただいております。

 

イベントの際に実際に店舗にお越しいただくことも可能ですし、お電話でもお気軽にお問い合わせください。

 

一守匠堂(0745-44-3277

 

オンラインショップでも着物などの販売を行っております。

 

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