【浴衣豆知識】浴衣の色が持つ意味や象徴について徹底解説!

夏といえば浴衣ですよね!

浴衣もさまざまな色がありますが、何色にしようか迷ったことはありませんか?

今回はそんな「色」の意味や象徴について紹介します!

ぜひ浴衣を選ぶときの参考にしてみてくださいね。

この記事はこんな方にオススメ!
浴衣の色の意味や象徴について知りたい方
浴衣の色選びに悩まれている方
浴衣をよく着る方

浴衣の色が持つ意味や象徴は?

あなたは何色が好きですか?

 

実は浴衣の選ぶ色によって、雰囲気や印象もガラッと変わります。

 

ちなみによくみる浴衣の色といえば、

  • 黄色
  • オレンジ
  • ピンク

ではないでしょうか?

 

さっそく以下より各カラーの意味や象徴を紹介していきます!

 

ぜひ、あなたがよく着る浴衣の色についてもチェックしてみてくださいね。

 

青の意味や象徴は、やすらぎ・自由・変化・冷静・知性・信頼・信用・交流・浄化・調和・落ち着き・落ち込むです。

 

「青」といわれると海や空をイメージしませんか?

 

青は ”落ち込む” という意味もあることから、”ブルーな気持ち” や ”マリッジブルー” などの言葉でも用いられます。

 

昔は藍染が麻や木綿に染まりやすかったことから一般的に用いられ、身分や階級を問わず多くの人が使う色となりました。

 

そのため無難な色ともいわれており、何色にするか迷ったときに選ぶのもオススメです。

 

また落ち着いた知的な印象を持たせるのにも向いています。

 

緑の意味や象徴は、調和・バランス・若さ・平和・成長・健康・自然・バイタリティ・地位・裕福です。

 

「緑」といわれると植物などの自然をイメージしませんか?

 

また草木がさまざまな色の花や実をつけることから、緑は何色と合わせても相性が良いとされています。

 

浴衣に合う帯の色がわからない方は、試しに緑を選んでみてはいかがでしょうか?

 

緑は穏やかで優しい、癒しの印象を持たせるのに向いています。

 

平和の象徴的カラーでもあるので、交友関係や親交を深めたいときに着ていくのも◎です。

黄色

黄色の意味や象徴は、輝き・繁栄・栄光・あたたかさ・陽気・明るさ・富・権力・希望・変化・幸運(幸せ)・楽観的・元気・楽しいです。

 

「黄色」といわれると、太陽や光をイメージしませんか?

 

そのため明るく元気な印象を持させるのに向いています。

 

また光にあたると金色に変化することから、金運アップの色として用いられることも多いです。

オレンジ

オレンジの意味や象徴は、陽気・高揚感・交流・ポジティブ・刺激・楽しみ・興奮・非日常・社交性です。

 

「オレンジ」といわれると太陽や炎などをイメージしませんか?

 

アジアの小乗仏教で僧侶がオレンジの衣装を着るのは、肉体を手放したときに ”炎が魂を燃やす” と考えられているからなんだとか。

 

またオレンジにはこの世の肉体を "放棄する" という意味合いも込められているそう。

 

日本でもお盆にあの世からご先祖様が帰ってくるときに迷わないよう盆提灯を灯しますが、オレンジ色のほおづき(鬼灯)はその盆提灯に形や色が似ていることから、よく用いられていますね。

 

そして ”鬼” に ”灯す” と書いて鬼灯(ほおづき)と読むことから、鬼とはなく亡くなった人の御霊(魂)のことで、まさに魂が灯る(宿る)意味合いがあるのだとか。

 

オレンジはもしかするとあの世とこの世を繋ぐ、非日常的な色なのかもしれませんね!

 

オレンジは気分を明るく前向きにしたいときに向いています。

 

また人の心を開くフレッシュな色ともいわれており、明るくエネルギッシュな印象を持たせます。

赤の意味や象徴は、エネルギー・生命力・パワー・情熱・危険・興奮・活力です。

 

「赤」といわれると、血液やバラをイメージしませんか?

 

”情熱の赤いバラ” ともいいますよね!

 

赤は血液の色でもあることから、生命エネルギーを連想させ、魔除けや厄除けの効果があるとされてきました。

 

神社の鳥居やだるまが赤色なのもそれが由縁なのだとか。

 

そのため赤は成人式や卒業式など、特別な日に着ていくのにも縁起が良いとされています。

 

赤は活発で行動力のある印象を持たせるのに向いています。

ピンク

ピンクの意味や象徴は、優しさ・愛・幸せ・幼さ・思いやり・喜び・女性的・ワクワク・ロマンティックです。

 

「ピンク」といわれると、春に咲く桜や梅の花をイメージしませんか?

 

そのため優しくて柔らかい雰囲気だったり、女性らしさや若々しい印象を持たせるのに向いています。

 

また恋愛運アップの色としても用いられます。

紫の意味や象徴は、高貴・精神的・直感・癒し・精神性・神秘的・優雅さ・気品・上品です。

 

「紫」といわれると、気品漂う高貴なイメージはありませんか?

 

平安時代の冠位十二階においても、紫は最高位の色でした。

 

また現代も皇室の色が紫であることから、”高貴の象徴” として用いられることが多いです。

 

そのため上品さや気品漂う大人っぽい印象を持たせるのに向いています。

白の意味や象徴は、清楚・純潔・寛容な心・神聖・浄化・潔白・純粋・完全・シンプル・清潔です。

 

「白」といわれると、新品のまっさらなノートなど、何にも染まっていないイメージがありませんか?

 

清楚で純潔の象徴として白無垢やウェディングドレス、病院などで用いられることが多いです。

 

そのため清潔感やシンプルで爽やかな印象を持たせるのに向いています。

黒の意味や象徴は、死・意味・威厳・終わり・強固・ラグジュアリー・悲しみ・洗練・フォーマルです。

 

“死の象徴” でもあるためお葬式の場で用いられることが一般的ですが、近年では無難な色で使いやすいことから普段使いする人も増えました。

 

「黒」といわれると、何にも染まらない強いイメージがありませんか?

 

“白黒ハッキリさせる” という言葉のとおり、しっかりとした印象を持たせます。

 

そのため凛としたクールでカッコイイ印象を持たせるのに向いています。

 

今回は浴衣の色の意味や象徴についてお伝えしました。

 

あなたの好きなカラーにはどんな意味がありましたか?

 

ぜひ浴衣選びの参考にしてみてくださいね!

 

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